ポールがS&G解散後に発表した初のライブアルバム。
傑作2nd「There Goes Rhymin'(ひとりごと)」のタイトルに引っかけた「生ライブでも韻を踏んでまっせ〜」というタイトルも面白い。
リマスター&ボートラ&紙ジャケという素晴らしい仕様での再発だ! 個人的にはず〜っと喰わず嫌いのアルバムでした。
高校生の頃、あのセントラルパークから後追いファンになったわけだが、当時はやはりアーティの必殺ハイトーンを生かしたハーモニーにこそ魅かれたわけで、ポールのソロ作はどうにもピンとこなかったんですよ。
加えて当時はレコードからCDへの移行期間なもんで、過去作の入手が困難な時代。
このライブも公立図書館にあった、それこそ擦り切れてボロボロになった音割れレコードが初体験だったもんで「なんじゃこれ!」って感じだったんですね。
今にして思えば、ポールの音楽の“振り幅”の大きさについていけなかっただけでしかないんだが、特に「サウンド〜」「明日に〜」がそれまでのイメージぶち壊しに思えて…。
なもんでそれ以来、勝手に「駄作」かつ「ポールのライブではダメ!」という先入観がついてしまったんですよ。
とはいえ、まぁせっかくの“初”紙ジャケだし、コレクターとしては外せないよなぁというだけの理由で購入したんですが、本当にごめんなさい。
この音世界を理解するには、当時の自分はまだまだ小僧だったんだと思い知らされました。
これ、本当に素晴らしいです! 「コンドル〜」で共演したロス・インカスから派生した南米フォルクローレグループの“ウルバンバ”と、ゴスペルグループの“J・ディクスンズ・シンガーズ”を従えてのライブは、1部が南米、休憩挟んだ2部がゴスペルというステージ構成。
どちらもまずはポールがソロで数曲歌い、それぞれのグループ従え数曲、最後にソロでアンコールという構成。
で、このアルバムでもそんな流れに則った曲順になっております。
まずは冒頭挨拶代わりの「僕とフリオ〜」以降「早く家に帰りたい」「アメリカの歌」と続くはソロ弾き語り3連弾。
こいつはさすがのクオリティで聞かせた後は“ウルバンバ”を従えたフォルクローレ3曲(ここまでが旧A面)。
「コンドル〜」「ダンカン」はもちろんだが、原曲のイメージを残しつつも、“らしい”アレンジを施した「ボクサー」の瑞々しさったらないね! (7)から始まるレコードB面はゴスペル・タイム。
「母と子の絆」「母からの愛のように」といった“らしい”曲よりも、ここでの聴きものは先述したゴスペル調の「サウンド〜」と「明日に〜」だね。
ここでのポールは、アーティの必殺ボイスがなくとも、じっくりと料理されたアレンジの冴えと艶のある歌声で、その世界観をじっくりと再提示してくれる。
う〜ん、やられたわ、これ。
そして最後はアンコールでしみじみと歌う(12)「アメリカ」はもちろん弾き語り。
いやはや、もうお腹一杯です。
ボートラはアコギ弾き語りの「コダクローム」と「何かがうまく」。
前者は珍しい弾き語りだが、アコギのテクの凄さに唖然茫然。
後者はポール史上屈指の名曲だが、このバージョンが一番いいのではと思わせる、なぜアウトテイクだったんだろうかさっぱりわからない名演!。
しかし、喰わず嫌いってのはもったいないね。
ほんとこの25年、損した気分…。
傑作2nd「There Goes Rhymin'(ひとりごと)」のタイトルに引っかけた「生ライブでも韻を踏んでまっせ〜」というタイトルも面白い。
リマスター&ボートラ&紙ジャケという素晴らしい仕様での再発だ! 個人的にはず〜っと喰わず嫌いのアルバムでした。
高校生の頃、あのセントラルパークから後追いファンになったわけだが、当時はやはりアーティの必殺ハイトーンを生かしたハーモニーにこそ魅かれたわけで、ポールのソロ作はどうにもピンとこなかったんですよ。
加えて当時はレコードからCDへの移行期間なもんで、過去作の入手が困難な時代。
このライブも公立図書館にあった、それこそ擦り切れてボロボロになった音割れレコードが初体験だったもんで「なんじゃこれ!」って感じだったんですね。
今にして思えば、ポールの音楽の“振り幅”の大きさについていけなかっただけでしかないんだが、特に「サウンド〜」「明日に〜」がそれまでのイメージぶち壊しに思えて…。
なもんでそれ以来、勝手に「駄作」かつ「ポールのライブではダメ!」という先入観がついてしまったんですよ。
とはいえ、まぁせっかくの“初”紙ジャケだし、コレクターとしては外せないよなぁというだけの理由で購入したんですが、本当にごめんなさい。
この音世界を理解するには、当時の自分はまだまだ小僧だったんだと思い知らされました。
これ、本当に素晴らしいです! 「コンドル〜」で共演したロス・インカスから派生した南米フォルクローレグループの“ウルバンバ”と、ゴスペルグループの“J・ディクスンズ・シンガーズ”を従えてのライブは、1部が南米、休憩挟んだ2部がゴスペルというステージ構成。
どちらもまずはポールがソロで数曲歌い、それぞれのグループ従え数曲、最後にソロでアンコールという構成。
で、このアルバムでもそんな流れに則った曲順になっております。
まずは冒頭挨拶代わりの「僕とフリオ〜」以降「早く家に帰りたい」「アメリカの歌」と続くはソロ弾き語り3連弾。
こいつはさすがのクオリティで聞かせた後は“ウルバンバ”を従えたフォルクローレ3曲(ここまでが旧A面)。
「コンドル〜」「ダンカン」はもちろんだが、原曲のイメージを残しつつも、“らしい”アレンジを施した「ボクサー」の瑞々しさったらないね! (7)から始まるレコードB面はゴスペル・タイム。
「母と子の絆」「母からの愛のように」といった“らしい”曲よりも、ここでの聴きものは先述したゴスペル調の「サウンド〜」と「明日に〜」だね。
ここでのポールは、アーティの必殺ボイスがなくとも、じっくりと料理されたアレンジの冴えと艶のある歌声で、その世界観をじっくりと再提示してくれる。
う〜ん、やられたわ、これ。
そして最後はアンコールでしみじみと歌う(12)「アメリカ」はもちろん弾き語り。
いやはや、もうお腹一杯です。
ボートラはアコギ弾き語りの「コダクローム」と「何かがうまく」。
前者は珍しい弾き語りだが、アコギのテクの凄さに唖然茫然。
後者はポール史上屈指の名曲だが、このバージョンが一番いいのではと思わせる、なぜアウトテイクだったんだろうかさっぱりわからない名演!。
しかし、喰わず嫌いってのはもったいないね。
ほんとこの25年、損した気分…。