「9.11米国同時多発テロ」の前日は、我が国で初めてBSEの発生が報じられた日である。
あれから10年、BSEの対応のために膨大な国富を費やされた。
感染源および感染経路もほぼ明らかになっているが、未だに多額の労力と費用をかけて安心のために全頭検査が続けられている。
福島第一原発事故にともなう放射能のリスクについては、TVなどに出演する専門家と称する人々の見解がかなり異なるようで、これが混乱を大きくしているようだ。
本書は、もともと低水準の放射線は人間の健康にとって有益であり、ICRP(2007)の緊急時の被爆量の上限である100mSv/y程度は、むしろ健康に望ましいとする説に基づくものである。
低水準の放射線が有益であるかどうかは別としても、事実上、安全であることが明らかになれば、事故にともなう汚染処理問題、食品等へのリスク管理に大きなフリーハンドが得られるのではないか? 専門家による統一見解が望まれる。
尚、ノーベル賞受賞者マラーの「ショウジョウバエへのX線照射の実験」が取り上げられているが、遺伝子の本体が明らかになっていなかった時代(1927年)、世界で初めてX線照射により人為的突然変異を誘発させたことがこの実験の本来の意義である。
あれから10年、BSEの対応のために膨大な国富を費やされた。
感染源および感染経路もほぼ明らかになっているが、未だに多額の労力と費用をかけて安心のために全頭検査が続けられている。
福島第一原発事故にともなう放射能のリスクについては、TVなどに出演する専門家と称する人々の見解がかなり異なるようで、これが混乱を大きくしているようだ。
本書は、もともと低水準の放射線は人間の健康にとって有益であり、ICRP(2007)の緊急時の被爆量の上限である100mSv/y程度は、むしろ健康に望ましいとする説に基づくものである。
低水準の放射線が有益であるかどうかは別としても、事実上、安全であることが明らかになれば、事故にともなう汚染処理問題、食品等へのリスク管理に大きなフリーハンドが得られるのではないか? 専門家による統一見解が望まれる。
尚、ノーベル賞受賞者マラーの「ショウジョウバエへのX線照射の実験」が取り上げられているが、遺伝子の本体が明らかになっていなかった時代(1927年)、世界で初めてX線照射により人為的突然変異を誘発させたことがこの実験の本来の意義である。