彫刻、建築にも少し触れられていますが、それらのジャンルは他書をあたってください。
情報量がどうしても絵画に偏っていますので。
オールカラーで、1ページで1人の画家を紹介してあり、著名な画家の場合は2ページを使用していました。
1ページあたり2点ほど作品が掲載してあるので、必要な収録点数も確保されています。
監修者の池上英洋氏は、東京芸術大学卒業、同大学院修士課程を修了し、現在は國學院大学文学部准教授で、イタリアを中心とする西洋美術史・文化史を専門とする研究者です。
別の書籍も拝読し、分かりやすい解説に感銘を受けたものです。
執筆者もそのお弟子さんに当たる方のようで、ルネサンス時代からマニエリスムを経て、バロックにかけては詳しく読み応えがありました。
記述内容はとても参考になるもので、筆者の知見の披露もあり、他の西洋美術史を読んできた方にもお勧めします。
本にコストパフォーマンスの指標を導入するのは好きではありませんが、価値ある内容だったと高く評価しています。
この夏訪れるフィレンツェのウフィツィ美術館所蔵作品も多く掲載してあるので、イタリア美術史を知るにはこれで十分だと思います。
建築物として10ページに紹介してあるサンタ・マノリ・デル・フィオーレ大聖堂も同様に訪れますので、対面するのを楽しみにしています。
西洋美術史を俯瞰して眺める際に必要な代表的な画家だけでなく、周辺とも言える画家は網羅されていました。
バランス的にはイタリアの15世紀前後の絵画が充実していますが、欧州各国の出自を持つ画家も過不足なく掲載してありました。
ただ112ページという限られたページ数のためでしょうか、近代絵画となると掲載が見送られた画家が散見します。
日本でも人気のユトリロ、シャガール、マティス、ダリ、キリコなどは紹介して欲しかった画家群です。
これらの画家の名前は、ルネサンス期やマニエリスムの時代の画家よりは一般的に浸透しているでしょうし、日本での展覧会もよく開かれていますので。
プレ・ラファエルの運動を開始した象徴主義のロセッティが描く女性像が好きですので、その紹介もあれば良かったと思いました。
また彫刻で言えば、ロダン、ブールデル、マイヨール、ジャコメッティも同様に掲載して欲しかったと思いますが、誌面を考えると絵画に偏った事情は理解できます。
本書の章立てです。
第1章 ミロのヴィーナスからプロト・ルネサンスまで
第2章 初期ルネサンスからマニエリスムまで
第3章 バロックとロココ
第4章 ロマン主義から印象派まで
第5章 象徴主義と世紀末美術
第6章 20世紀以降の美術
情報量がどうしても絵画に偏っていますので。
オールカラーで、1ページで1人の画家を紹介してあり、著名な画家の場合は2ページを使用していました。
1ページあたり2点ほど作品が掲載してあるので、必要な収録点数も確保されています。
監修者の池上英洋氏は、東京芸術大学卒業、同大学院修士課程を修了し、現在は國學院大学文学部准教授で、イタリアを中心とする西洋美術史・文化史を専門とする研究者です。
別の書籍も拝読し、分かりやすい解説に感銘を受けたものです。
執筆者もそのお弟子さんに当たる方のようで、ルネサンス時代からマニエリスムを経て、バロックにかけては詳しく読み応えがありました。
記述内容はとても参考になるもので、筆者の知見の披露もあり、他の西洋美術史を読んできた方にもお勧めします。
本にコストパフォーマンスの指標を導入するのは好きではありませんが、価値ある内容だったと高く評価しています。
この夏訪れるフィレンツェのウフィツィ美術館所蔵作品も多く掲載してあるので、イタリア美術史を知るにはこれで十分だと思います。
建築物として10ページに紹介してあるサンタ・マノリ・デル・フィオーレ大聖堂も同様に訪れますので、対面するのを楽しみにしています。
西洋美術史を俯瞰して眺める際に必要な代表的な画家だけでなく、周辺とも言える画家は網羅されていました。
バランス的にはイタリアの15世紀前後の絵画が充実していますが、欧州各国の出自を持つ画家も過不足なく掲載してありました。
ただ112ページという限られたページ数のためでしょうか、近代絵画となると掲載が見送られた画家が散見します。
日本でも人気のユトリロ、シャガール、マティス、ダリ、キリコなどは紹介して欲しかった画家群です。
これらの画家の名前は、ルネサンス期やマニエリスムの時代の画家よりは一般的に浸透しているでしょうし、日本での展覧会もよく開かれていますので。
プレ・ラファエルの運動を開始した象徴主義のロセッティが描く女性像が好きですので、その紹介もあれば良かったと思いました。
また彫刻で言えば、ロダン、ブールデル、マイヨール、ジャコメッティも同様に掲載して欲しかったと思いますが、誌面を考えると絵画に偏った事情は理解できます。
本書の章立てです。
第1章 ミロのヴィーナスからプロト・ルネサンスまで
第2章 初期ルネサンスからマニエリスムまで
第3章 バロックとロココ
第4章 ロマン主義から印象派まで
第5章 象徴主義と世紀末美術
第6章 20世紀以降の美術