花の迷い仔 (ダリア文庫) (文庫)

花シリーズと共謀シリーズを読んでいる方なら、今回のストーリーは理解しやすいと思います。

読んでいない方に対しても説明はありますが、どうしてもキャラに対する思い入れが違ってくると思うので。

私はといえば、どちらも読んではいますがーどうにも今回、萌えるという意味での恋愛感情の共感はしにくかった。

理由は今回の主キャラ二人が、どちらも元々好きな人が別に存在していて、その気持ちが中々さめなかったから。

もちろん(好きな人がいるなら)それが当たり前なんだけど、その為に主キャラ二人の恋愛にたどりつきにくかったのも事実。

そして、今回は花&共謀シリーズも関わるとあって、それぞれのキャラもたまに出てきます。

そのキャラが出てくるのと同じく、それぞれのシリーズの背景・事柄も関わってきます。

その中で花シリーズにある、重く辛い出来事の数々が深くくいこんできて・・・。

どうにも恋愛に進めなかった二人がその事をきっかけに、一歩進むのは分かるけど、だからこそ甘いシーンはあまり無かった。

花&共謀シリーズも甘い時間が少なめなんですけどね。

今回、タイトルに花がつくだけあって、花シリーズ色が色濃いんですよね。

私は微量に甘さがある共謀シリーズの方が好きなので、今作にも甘さを期待していた分、物足りなさが残りました。

花シリーズの世界観が好きな方なら、ウーが出ているし楽しめる事かと思います。