ふくろうのダルトリー (大型本)

ある意味、ふくろうダルトリーの一人芝居といってもいいのですが、思い違いっぷりが、なかなか素敵なんです。幼い子も同じようなことを考えそうですね。何をしたかというと、欠けていく月をみてお腹がすいていると心配し、高い塔の上にリンゴを置いておく。やがて満ちていく月をみてリンゴを食べたのだなと思い込むのです。リンゴはどうなった? これは偶然も作用し、毎回 別の者のところへ転がり込んでいきます。月ではなくて。それが巡り巡って彼のもとへ出会いという形で羽ばたいてくるのですが、これぞ運命の妙技という感じ。発信したものを、誰がどう受け取ったか不確かなところにツイッター上でのつぶやきを連想してしまいました。その意味では自分も色々なリンゴを受け取っているし、誰かに向けてネット上の片隅にちょこんと置いたりもしてます。直接に見えること聞こえることが全てではない。大丈夫、心配しなくても、お月さまは天からちゃんと見ている と思い込むことにします。