蕎麦屋酒 (光文社新書) (新書)

 著者は自動車の新運転システムやロボット開発に携わったのち、大学の教員に転身したという人物。

蕎麦と日本酒に並々ならぬこだわりをもっており、実際に畑を借りて蕎麦を栽培したり、日本酒の蔵をまわったりしているらしい。

 本書では、まず蕎麦屋での正しい食事の仕方が解説される。

日本酒を飲み、魚を軽くつまみ、蕎麦をさっと食べて出る。

けっして長居してはならない。

それから、良い蕎麦屋についての説明へと進む。

粉の選び方や挽き方、店主の姿勢、さらには客層への注文まで述べられており、すごい。

 それから全国の蕎麦屋の紹介。

厳選されている。

メニューが非常に詳しく出ている。

地図や連絡先も。

 全体的にきわめて辛口。

また、自分の主張を押し通すようなところがある。

 とはいえ、ここまでこだわられると、読んでいて楽しい。