2012―古代マヤ文明の暗号 (単行本)

 『マヤの予言』の続編。

 『オリオン・ミステリー』、『マギ 星の証言』の著者によるマヤ文明論決定版。

 いずれも一筋縄では読めない博覧強記である。

 最も重要なポイントを一言で言うと、マヤ神話、特に『ポポル・ヴフ』にエジプト・西欧起源の星座との通底を視る、ということになろう。

これは、はっきりと証明できれば今日の通説を根底から覆すことになるが、著者は勿論慎重ながらも証明できるという立場で探究を進めている。

 また、否が応にも関心が出て来るであろう2012年12月22日の「終焉」については、南のスターゲイト、冬至に黄道と天の川が交わり、地球から視て太陽が銀河中心方向に来るという天文上の既定事実から攻めている。

寧ろマヤ文字、数学、暦学の解読にはこだわっていないかのようだ。

 それで付け加えておくと、単に今年の地球は銀河中心の重力と太陽の重力が最も強い曲率で重なる最も地震の発生し易い位置関係になる、ということは言っておいてもいいかもしれない。

もっと言うと、これに起因する限り地震は午後に起こる可能性が大きいという事にもなろう。