ライチャス・ラヴ (CD)

2000年、Joan Osborneの2ndアルバムです。

前作「Relish」は、どこか重い雰囲気があって、Joanのボーカルも、ちょっとトゲトゲしい感じもありました…が、今作「Righteous Love」は、Relaxした雰囲気、Naturalなボーカルになっています。

楽曲・サウンドは、Bob DylanやSheryl Crowを感じさせるような、「60's・70's Rockの延長」という感じです。

「時代を選ばない普遍的ないい曲」を「アナログなサウンド」で楽しめます。

一方、Joanは、中近東・アジアあたりの民族音楽に傾倒しているのですが、それら民族音楽的フレーバーが、隠し味のように、少々入っています。
(Alanis Morissetteの「Supposed Former Infatuation Junkie」ほど濃くはありません)
Joanの歌唱は、とても人間味に溢れています。

人間に優しいオーガニックな歌唱です。

「普遍的な曲」「アナログなサウンド」「民族音楽」「オーガニックなボーカル」etcのこれらの要素を、プロデューサー・Mitchell Froomが、上手く包み込んで仕上げているのGood!です。

絶妙なバランス、器の大きさを感じさせる、「絶品・陰の立役者」です。
(Mitchell Froomは、Paul McCartney, Sheryl Crow, Bonnie Raitt, Vonda Shepard etcのプロデュースをしている人です)
前作「Relish」(1995)から、約5年のスパンがあった為か、あまり話題にならず、セールスも、「前作・全米9位 → 今作・全米90位」と、ダウンしています。

が、それでもそれでも。

「『Righteous Love』の方が、好き!」 という人も多いのでは? 元気なときも、しんどいときも、心の穴・隙間に、滋養を注ぎ込んでくれる。そんなアルバムです。

「Joan Osborne ファン」には、もちろんオススメ。

もっとオススメしたいのが、「前作・Relishを、あまり好きでない人」! 是非とも、聴いてみてください。

(中古盤・激安ですが、決して「使い捨て音楽」ではありません)(参考) tr. 4は、Gary Wrightのカバー tr. 11は、Bob Dylanのカバー  です。