今号は読みどころが多い。
第一特集はポートモレスビー攻略戦。
なぜに日本からかくも遠く離れたニューギニアの拠点攻略に固執したのか。
その後、補給も絶たれ派遣部隊は壮絶な孤軍と化した攻略戦の初期を描く。
日露戦争の旅順攻略戦に従軍したイギリス人記者の手記も、日露両国に公平な視点が目新しい。
ヒトラー暗殺計画はトム・クルーズ主演で映画にもなったが、「東條英機暗殺計画」は触れられることが少ない中、読ませる。
スターリングラード包囲の端緒となった、ソ連軍による「ウラン作戦」、WW1における独露の戦いを描く「リガ突破戦」、WW2の独降下猟兵部隊創設からを描く記事、ナポレオン時代からはアウステルリッツの戦い、と様々な時代が取り上げられている。
本号の中でも、武田信玄の軍師として世に伝えられ、大河ドラマにまでなった山本勘介の記事は、最新の資料と考察を踏まえた読み応えのあるものであった。
もともと実在性が疑われていたが、ここ数年に発見された複数の新資料により同名の足軽大将がいたことが判明したという。
では、実際の山本勘介はどのような人物だったのか・・。
巻末の連載コミックは、WW2時代のソ連の女性エース、リトヴァクをとりあげる。
なぜ彼女は戦闘機乗りとなったのか。
初期の独ソ戦をソ連軍側から描くという珍しい視点もあり今後が楽しみ。
第一特集はポートモレスビー攻略戦。
なぜに日本からかくも遠く離れたニューギニアの拠点攻略に固執したのか。
その後、補給も絶たれ派遣部隊は壮絶な孤軍と化した攻略戦の初期を描く。
日露戦争の旅順攻略戦に従軍したイギリス人記者の手記も、日露両国に公平な視点が目新しい。
ヒトラー暗殺計画はトム・クルーズ主演で映画にもなったが、「東條英機暗殺計画」は触れられることが少ない中、読ませる。
スターリングラード包囲の端緒となった、ソ連軍による「ウラン作戦」、WW1における独露の戦いを描く「リガ突破戦」、WW2の独降下猟兵部隊創設からを描く記事、ナポレオン時代からはアウステルリッツの戦い、と様々な時代が取り上げられている。
本号の中でも、武田信玄の軍師として世に伝えられ、大河ドラマにまでなった山本勘介の記事は、最新の資料と考察を踏まえた読み応えのあるものであった。
もともと実在性が疑われていたが、ここ数年に発見された複数の新資料により同名の足軽大将がいたことが判明したという。
では、実際の山本勘介はどのような人物だったのか・・。
巻末の連載コミックは、WW2時代のソ連の女性エース、リトヴァクをとりあげる。
なぜ彼女は戦闘機乗りとなったのか。
初期の独ソ戦をソ連軍側から描くという珍しい視点もあり今後が楽しみ。