課長島耕作 (2) 新装版 (文庫)

初芝電産創業者の突然の死によって社内の派閥対立が熾烈になります。敗北した宇佐美専務は、がんにおかされ、隠し子(宇佐美の子供であることを知らない)の姿を死ぬ前に一度でもいいから目に焼き付けておきたいと島に頼みます。島の協力で、アルバイトをしている隠し子の姿をみた宇佐美は、何も言わずに去ります。何も言わない、というところに、男の生きざまを見ました。