Sounds of Summer: Very Best of (CD)

比較的単純なコード進行をポップかつメロディアスに歌いあげるのがビートルズだとしたら、複雑なコードを美しいコーラスワークで覆い尽くしてポップソングに仕立てあげてしまうのがビーチ・ボーイズ(あるいはブライアン・ウィルソンと名指しすべきか)だと、私は解釈しています。

そのビーチ・ボーイズの魅力を、ブライアンの在不在を問わず、適切に届けられるベストアルバムは限られていると思います。

本作はそれらベストアルバムの中でも、群を抜いて素晴らしいものだと感じます。

入門編としても最適なものですが、比較的新しいステレオミックスが多数収録されており、オリジナル(モノラル)盤をお持ちのファンの方にもオススメできる内容です。

その数、なんと30曲。

ビーチ・ボーイズの魅力を余すところ無く伝えるには、コレを下回ってはいけませんです。

タイトル通り夏をイメージさせるサーフィンサウンドが満載ですが、大傑作『ペット・サウンズ』からも数曲がバランス良く配合されており栄養価もバッチリです。

入門編に最適(ベストとしても最高)と締めさせて頂きます。