鏡子夫人は猫嫌いだったのに、飼っていたノラ猫(「吾輩は猫である」の主人公)を出入りのあんま師に「福猫」と言われて、虐待を止め、好待遇するようになった。
また、漱石の神経症が極度にひどかった時、易者に診てもらって「先祖の毒を背負っている」と言われ毒掃丸を胃薬に混ぜて飲ませている。
そしてまた、易者の託宣に従って虫封じのお札を買い求めたのが知れて、漱石にこっぴどく叱られる。
鏡子夫人(著者の祖母)は、もともと気前がよく、人に頼まれなくても大盤振る舞いするような人だった。
そんな人のいい鏡子に漱石死後も弟子達は無心に来ることがあった。
それに対して悪口は言わなかったものの、「あたしゃ死んだら化けて出てやるつもりだよ」と冗談交じりに言ったことがあるという。
晩年かなり貧乏になっていても、「占いは止められない」と言うよりも「だからこそ占いが益々必要だった」のかもしれないと孫娘は、人柄の善良な祖母を「偉い」と思う。
気まま者となじられることもあるが、「占い」好きな温かく優しい人間味のある鏡子夫人がありありと語られている。
また、漱石の神経症が極度にひどかった時、易者に診てもらって「先祖の毒を背負っている」と言われ毒掃丸を胃薬に混ぜて飲ませている。
そしてまた、易者の託宣に従って虫封じのお札を買い求めたのが知れて、漱石にこっぴどく叱られる。
鏡子夫人(著者の祖母)は、もともと気前がよく、人に頼まれなくても大盤振る舞いするような人だった。
そんな人のいい鏡子に漱石死後も弟子達は無心に来ることがあった。
それに対して悪口は言わなかったものの、「あたしゃ死んだら化けて出てやるつもりだよ」と冗談交じりに言ったことがあるという。
晩年かなり貧乏になっていても、「占いは止められない」と言うよりも「だからこそ占いが益々必要だった」のかもしれないと孫娘は、人柄の善良な祖母を「偉い」と思う。
気まま者となじられることもあるが、「占い」好きな温かく優しい人間味のある鏡子夫人がありありと語られている。