スロージョギング健康法 ゆっくり走るだけで、脳と体が元気になる! (単行本)

1996年から2001年にタイに駐在した際に、現地で「走遊会」というランニング同好会に入った。

10kmから始め、フルマラソンを5回走るまでに成れたことは僕のささやかな人生におけるエピソードの一つだ。

 その後、日本に帰国し、だんだん走らなくなった。

三年前のインドネシアに来て再度走ろうと思ったが走る場所がない。

まったく運動しないことになった。

 最近住んでいるアパートメントの中にある体育館の三階にジョギングコースがあることを見つけた。

一周110メートル程度ではあるが、コースはコースである。

110メートルをひたすらくるくる回るという退屈さに耐えられるかどうかがポイントだが、慣れると慣れる。

いまでは50周程度は苦にならなくなってきた。

次は100周が目標である。

 そうなると、またランニング関係の本を読みたくなる。

ということで本書を手に取った。

 フル体験という「経験者」からしてみると。

ジョギングを説く本書は読み飛ばせるはずなのだが、そうはならないところが面白い。

読んでいてなるほどと感心することばかりである。

 しかし、まあ、いずれにせよ、この種の本を読むことと、きちんと走ることは似て非なるものである。

本棚にダイエット本が並んでいる人はえてして肥満しているものだ。

ランニングも同じだ。

 ランニング関係の本は本書一冊にしておこう。

類書を読む暇があったら、110メートルをくるくると回ろう。

まるでトンボみたいに。