本書は、「審議する立法府へ」というサブ・タイトルどおり、「日本の国会の審議がなぜ低調なのか」を分析した本です。
などが時代を追って解説されています。
また、
についても、しっかりと記述されています。
国会(立法)を考察することは、(議院内閣制をとる日本では)、政治、政党、行政などを考えることでもあります。
本書は、これらについて様々に示唆を与えてくれます。
また、本書の論旨は明快で、文章も平明です。
ぜひ読むべき良書だと思います。
- 戦後のアメリカ占領下で憲法や国会法を制定する際には、議院内閣制をとる日本の国会であるにもかかわらず、アメリカの議会制度の影響を強く受けたこと
- 戦後間もなくの間は、衆議院も参議院も特色を発揮して議論も比較的活発であったこと
- 自民党政権下では、党内での法案の事前審査化が進み、それに伴って国会審議は空洞化したこと
などが時代を追って解説されています。
また、
- 最近、注目され、改革の方向とされているイギリス議会(ウエストミンスター・モデル)は、日本人がイメージしているような制度・運営とは相当に異なること、
- 参議院は、権限が強すぎて「ねじれ国会」によって審議が円滑に進まない事態を生んだり、参議院での多数を確保するために衆議院で過半数を有する党が連立を組まねばならないなど政治に大きな影響(弊害)を与えていること
についても、しっかりと記述されています。
国会(立法)を考察することは、(議院内閣制をとる日本では)、政治、政党、行政などを考えることでもあります。
本書は、これらについて様々に示唆を与えてくれます。
また、本書の論旨は明快で、文章も平明です。
ぜひ読むべき良書だと思います。